CADを導入するなら!2Dと3Dがあることを知っておこう!



平面図と立体図のどちらを書きたいか考える

CADを導入するときは、どのような図面を書きたいのか考えなければいけません。もしも、昔ながらの平面図を書きたいと考えるなら、2Dに対応したCADソフトをパソコンにインストールしましょう。しかし、さまざまな角度から図面を見られる立体図を書きたいと思うときは、3Dに対応したものを導入する必要があります。2Dだけに対応しているものもあれば、2Dと3Dの両方に対応しているものもあるので、目的に合ったソフトを選ぶようにしましょう。

なお、ソフトによってはバージョンで使えるものが異なるケースもあるため気をつけなければいけません。例えば、スタンダードバージョンは2Dしか使えず、プレミアムバージョンは3Dが使えるようになっているのです。間違って購入してしまうと最悪の場合、買い直さなければいけないので製品概要にしっかりと目を通した上で購入手続きしましょう。

3DCADを利用するにはある程度のパソコンスペックが必要

立体図を書くことになる3DCADは、ある程度のパソコンのスペックがなければ快適に動かすことはできません。2DCADが動いたとしても、3DCADがまったく動かないケースもあるので注意しましょう。もちろん、どの程度のスペックが必要なのかは、公式の製品ページできちんと紹介されています。ただし、記載されているスペックが動作環境の場合は、それを満たしたとしても快適に動かせるとは限りません。動作環境はギリギリ動かせるスペックのケースが多いからです。そのため、快適に動かしたいなら、載っているものよりもCPUやメモリの性能が高いパソコンを用意することを考えましょう。

電気CADは社会の基幹システムに必須の技術で、建築や土木をはじめとするさまざまな分野の設計に用いられています。